11月3日、大石収穫祭ガイドウォーク報告

11月3日に開催した、大石収穫祭ガイドウォークの報告をします。
11月のこの連休は、前半が雨となり、当日の開催が危ぶまれましたが、快晴に恵まれ、富士山も実に綺麗でした。
今回はチラシにJRのポスターを使いたいとの思いから、JRへチラシへの掲載許可をとるのに若干時間がかかり、チラシが刷り上がったのが開催の約2週間前で、告知期間が非常に短くなりました。直前までほとんど問い合わせがなくて開催が危ぶまれましたが、幸いにして前日から参加申し込みが複数件あり、また当日も参加申し込みがあり、結果として、合計30人以上の参加者がありました。ほとんどが県外の観光客の方です。
農産物直売所おおいし屋では11月2日3日の2日間、感謝祭を開催していました。
午前10時、おおいし屋出発。
大石公園内の富士山モニュメントを見た後、花街道へ向かい、花小富士を見ました。
真如苑から、世田谷林間学校前の木道を通り、奥川河口へ。奥川河口は隠れたビューポイントなので、撮影時間をとりました。
その後、公道へ出て、紅葉トンネルへ。紅葉トンネルで「おもてなし」と、「留守が岩」についての説明、「大石弁」講座を行い、撮影時間をとりました。紅葉トンネルも隠れたビューポイントの一つです。

公道を戻り、「留守が岩」で撮影時間。
留守が岩の伝説は、大石村の娘・留守と、対岸の勝山村の若者・幸右衛門の悲恋です。河口湖の中でこの場所は両岸が狭くなっているので、昔は両岸を「たらい舟」で行き来していました。留守と幸右衛門は恋仲で行き来していたのですが、ある突風の吹く夜、たらい舟がひっくり返り、帰らぬ人となってしまった… という伝説ですが、その時たらい舟に乗っていたのは幸右衛門の方なのかお留守の方なのか伝説が二通りありまして、どっちが正しいのかはよく判りません。男が情熱的なのか女が情熱的なのか、時代や場所で変わりますので信じたい方を信じればいいのではないかと思います。ちなみに幸右衛門が沈んだバージョンだとお留守も後を追って入水しますが、お留守が沈んだバージョンだと幸右衛門は別な娘と結婚してしまったようです。男は勝手ですね。

この「留守が岩」の道の反対側に、少しだけ開けたところがあるのですが、そこJRポスターで使用された写真の撮影ポイントだと想定されます。そこでも撮影時間を。
公道を戻り、「民宿鎌倉」さんのトイレを借りて、トイレ休憩。
若彦路を上り、村に入り、途中、偶々コンニャクダマ堀りをされている農家の方にコンニャクダマを見せてもらい、歩き、農業体験の畑へ。
山芋の一種ヤマトイモは大石の名産です。ヤマトイモは地中に生えますが、その蔓の部分に丸い実のようなものもなります。「肉芽」とも「ムカゴ」とも言います。大きいムカゴは芋のように塩ゆでにしたり、味噌と和えて煮ると美味しい。小さいムカゴは炊き込みご飯にすると美味しい。このムカゴを拾っていただきました。拾ったムカゴは、参加者の皆さんのお土産となります。

畑から大石浅間神社前を歩き、大石公園へ戻り、終了。
幸い、参加者の皆さんからは好評だったようです。
次回のガイドウォークは2015年1月14日夜開催です。ぜひご参加ください。

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