大石方言メモ3

kawagutiko2013-04-05

http://d.hatena.ne.jp/kawagutiko/20130103/1357201108の続き。
「ごとんべえ」「どたがーる」「おおひき」…ウシガエルヒキガエルの意。昔はよく炙ったり煮たりして食べたそうです。(「ごとんべえ」は大石ではあまり言わないという話も)
「おてんま」…奉仕作業・共同奉仕作業の意。たとえば観光協会で湖畔道路の草刈りをするために駆り出されること、昔は茅葺だったので、その茅葺作業を手伝うこと。共同で仕事をして報酬がないものをいう。
「ドラをぶつ」「ドラぶち」…駆け落ちのこと。何回も駆け落ちをする情熱的な人が昔はいて、そういう人のことは「七(なな)ドラ八(や)ドラ」と言ったようです。
「ちょびっつき」…落ち着きがない人。 「ちょびっかちょびっか」…落ち着きのない様子。 「ちょびっかしちょ」…落ち着きがないのをたしなめる言葉。
「めた」「めためた」…しょっちゅう、頻繁に、の意。「めためたこうばいい」…頻繁に来てください、の意。
「ももっちい」…くすぐったい
「もじっかもじっか」…くすぐったそうな様子
「ごろっちゃま」…雷、雷鳴の意。
「すっぴる」…しぼむ、しぼませる、の意。イメージとしては水分を搾り取って萎びさせるような感じ。
「しみる」…「野菜が凍みる」といった使い方をする。外気で野菜などが凍り付くこと。

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